はじめに
コンパイラ版WapLはシンプルなルールで記述で低レベルの制御まででき、コンパイル時間・実行時間ともに高速で、非常に簡易的な所有権/借用の仕組みによってコンパイル時にある程度のメモリ安全を保障することができ、また主にC/C++や他にもLLVMバックエンドの言語とリンクすることのできる言語です。著者が個人で趣味で作ったレベルの言語なので高レベルな記述やライブラリの量などは非常に少なくなってしまっていますが、前向きに捉えれば簡単に習得することができる言語でもあります。
この本の使い方
この本では章の順に読むことを想定した構成にはなっていますが、読み飛ばしてわからないところがあったら戻ってみるなど自由に読んでもらって構いません。自分に合った方法でどうぞ。
第1章ではWapLのインストール方法からwapl-cliの使い方まで紹介します。
第2章ではWapLにおける変数や関数や演算や制御フローといったプログラミングにおける基本的な概念について説明します。
第3章ではWapLでの非常に簡易的な所有権/借用の仕組みとメモリ管理について説明します。
第4章では構造体について説明します。
第5章では複数ファイルでの開発と標準ライブラリの使い方について軽く説明します。
第6章では第5章までに分類されなかった説明を細かく分けて説明します。